「白バイ隊員って、どうやってあんなにスムーズな運転をしているの?」
白バイ隊員になるには、通常の警察官よりもさらに厳しい訓練を受ける必要があります。
元白バイ隊員の私が、白バイの訓練の内容・実際の厳しさ・技術習得のポイントを詳しく解説します!
1. 白バイ隊員の基本訓練とは?
白バイ隊員に求められるのは、**「絶対に転ばない技術」と「冷静な判断力」**です。そのために、警察学校や交通機動隊での厳しい訓練が行われます。
交通機動隊に入隊すれば、新隊員訓練といって約3カ月間の訓練があります。
あ~思い出すだけでイヤになる☺
僕が若いころは、まだパワハラという言葉が馴染む前で、気合い根性の時代の最後あたりだったので毎日、訓練車を押して走っていたのを思い出します。時にはギアを5速に入れ押してましたがこれがめっちゃきついんです。
指導員が見えなくなるポイントで少し休憩してました。
やっぱり、押すだけでは上手くなりません。少し取り回しが上手になるくらい
✅ 基本訓練の内容
- 低速訓練:超低速でのバイク操作・クラッチ操作を徹底的に鍛える。
- Uターン・8の字走行:狭い場所でもスムーズに転回する技術。
- 急制動(フルブレーキング):緊急時に安全に停止する技術。
- スラローム走行:障害物を避けながらの高精度なコントロール。
- 視線・姿勢の調整:常に周囲を把握し、的確な操作を行う。
👉 これらの基本技術を完璧にマスターしなければ、次のステップには進めません!
2. 実践的な高度訓練
基本訓練をクリアした後、白バイ隊員はさらに高度な実践訓練を受けます。
✅ 高度訓練の内容
- 追尾等対応訓練:違反車両の追尾・停止技術を磨く。
- 実際の公道を使った訓練:一般車両の中でも冷静な操作を徹底。
- 雨天・悪路での制動訓練:滑りやすい路面でも安定して制動。
- 事故現場対応訓練:緊急時に適切な判断ができるようにする。
👉 ただバイクを操作するだけではなく、常に周囲の状況を把握しながら適切な判断を下せるように鍛えます!
3. 訓練の厳しさ – 「脱落者続出」の理由
白バイ隊員になるための訓練は、想像以上に厳しいものです。
✅ 白バイ訓練が厳しい理由
- 技術の精度が求められる:少しのミスも許されない。
- 肉体的にもハード:1日中バイクに乗り続けることも。
- 精神的なプレッシャー:常に緊張感を持って訓練に臨む。
- 脱落者が多い:途中でリタイアする隊員も少なくない。
👉 「厳しい」だけではなく、それを乗り越えた者だけが白バイ隊員になれる!
冷静な判断や技術力がなければ、取り締まりをする際に、危険に見舞われてしまうことがあります。
事故を起こしては、取り締まる側として恥ずかしいものです。
また、過去には幾人もの先輩方が殉職されている部署でもあります。やはり、厳しい理由はそこにあ ります。
4. 一般ライダーも学べる!白バイ訓練の技術
実は、白バイの訓練で学ぶ技術は、一般のライダーにも役立ちます。
✅ 白バイ訓練のポイントを応用!
- 低速バランス練習をする → 街中での運転がスムーズに!
- フルブレーキングを習得 → 緊急時の対応力がアップ!
- 視線を意識する → 自然とスムーズなライディングができる!
- バイクの重心をコントロールする → 安定した運転が可能!
- 小道でのスムーズなUターン
👉 「白バイ技術」を学べば、安全運転のスキルが向上します!
5. まとめ
✔ 白バイ隊員の訓練は、バランス・制動・視線などの基本技術を徹底的に鍛える! ✔ 実践的な訓練では、カーチェイス・悪路走行・隊列走行なども行う! ✔ 訓練の厳しさは異常レベル!脱落者も多い過酷な世界! ✔ 白バイ技術は、一般ライダーの安全運転にも役立つ!
けど、どうやって練習するの?!となりますよね。いつか、解説動画を出せればと思います!!
その時までおまちください。
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