街中を走っていると、どこからともなく現れる白バイ。気づいたら後ろにいて、**「ピカッ!」**と赤色灯が光り、サイレンが鳴った……そんな経験がある人もいるかもしれません。
では、白バイは普段どんな違反を狙い、どこで待ち構えているのか?
元白バイ隊員の私が、実際に重点的に取り締まっていた場所と、その理由を解説します!
1. 白バイが狙う取り締まり場所ランキング!
白バイは、ただやみくもに違反を取り締まっているわけではありません。
特に僕が現役の時、どんな風に取り締まりポイントを選んでいたのかをお話しします。
取り締まりの場所は隊員によって多少違いますが、共通するポイントも多いので参考にしてください。
🏆 第1位:取り締まり要望のある場所
やっぱり、住民の声は無視できません。
「あそこの交差点、みんな一時停止しないから危ない!取り締まりしてくれ!」
こうした要望があると、警察は実態調査を行い、必要に応じて取り締まりを実施します。
特に交通機動隊(白バイ)は、各地域の取り締まり要望を共有し、道幅や交通状況を考慮して白バイでしか対応できない場所を選んでいました。
また、住民の要望がある場所なので、「なぜ取り締まるのか?」 という説明がしやすく、やる意義があるのも大きなポイントです。
🥈 第2位:事故多発地点
「これが1位じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は事故多発地点は所轄の警察官がすでに対応していることが多いため、2位にしました。
とはいえ、白バイのような小回りの利く車両で取り締まりをした方が良い場所(狭い道路や交差点)では、積極的に取り締まりを実施します。
🥉 第3位:社会情勢を見て決める
社会の流れによって、警察が重点的に取り締まる違反は変わります。
- 交差点で重大事故が発生 → 交差点関連の違反(信号無視・通行帯違反)を重点取り締まり
- 携帯電話使用による重大事故が発生 → 携帯電話使用の取り締まり強化
- 歩行者が絡む事故が社会問題化 → 横断歩行者妨害の取り締まりを強化
いわゆる「後手に回る対策」ですが、社会の注目が集まると、警察としても重点的に取り締まりを行うことになります。
🏅 第4位:事故はないけど、交通違反が多い場所
過去には、白バイ隊員も一定の検挙件数を求められていた時代がありました(今はたぶんなくなりましたが💦)。
そのため、「ここに行けば必ず違反車両がある」 という“鉄板スポット”を持っている隊員は多かったです。
例えば…
- ちょっとした抜け道で、一時停止を無視する車が多い場所
- 交通量が多く、車線変更違反が頻発するエリア
- スピード違反をしやすい見通しの良い道路
今もこうした場所は、白バイが重点的に取り締まっている可能性が高いですね。
2. まとめ
✔ 白バイの取り締まりポイントは、住民の要望・事故多発地点・社会情勢を考慮して決まる!
✔ 違反の多い「鉄板スポット」は、今も変わらず狙われやすい!
✔ 普段からルールを守って運転していれば、白バイに捕まるリスクはほぼゼロ!
白バイの取り締まりの仕組みを知ることで、違反を防ぎ、安全運転に役立てましょう! 🚔🏍💨
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